IBMとNEC、スタンフォード大学、大手イノベーターTervelaおよびSelerityのOpenFlow導入によるネットワーク変革を支援
2012-01-25
[米国ニューヨーク州アーモンクおよびテキサス州アービング 2012年1月24日 (現地時間) 発]
ネットワークの変革を支援するIBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)とNECの新しいOpenFlowベース・ネットワーク・ソリューションの導入が業界大手イノベーターの間で相次いでいます。これらの大手イノベーターは、IBMおよびNECが開発した標準のOpenFlowソリューションを導入し、動的ネットワーク、膨大な量の情報の管理および新サービスの提供などに活用しています。
この包括的で高性能な業務用ソリューションは、スタンフォード大学、TervelaおよびSelerity CorpをはじめとするOpenFlowのイノベーターに採用されています。OpenFlowプロコトルの開発元でもあるスタンフォード大学は、IBMとNECのソリューションを並列ネットワークに導入し、大学で使用している本番環境へのOpenFlowの適用性を検証します。また、Distributed Data Fabricの業界大手プロバイダーであるTervelaは、動的ネットワーキングに飛躍的進歩をもたらし、グローバル・トレーディング、リスク分析、eコマースなどの複雑で要求水準の高いビジネス環境におけるビッグ・データを活用した予測分析を実現できると、このソリューションを評価しています。また、超低遅延のイベント・データ配信サービスを提供しているSelerityは、IBMとNECのOpenFlowソリューションを導入し、世界中の金融市場におけるリアルタイムな意思決定を加速させます。
OpenFlowとSoftware Defined Networking(SDN)は研究者や大学によって開発されましたが、データセンターにおけるビッグ・データ、クラウドおよびワークロード最適化システムなどへの利用について今注目を集めています。OpenFlowは、今日の動的な物理ネットワークや仮想ネットワークをより容易に変更、制御、管理できるようにするソリューションとして、スマーター・コンピューティングへの活用が大いに期待されています。IBMはOpenFlow対応の10/40GbE top of rackスイッチを最初に発売した企業であり、またNECはOpenFlowベースのプログラマブルフロー・ネットワーク・コントローラーを最初に発売しました。このNEC製のOpenFlowソリューションは、Interop Las Vegas 2011にて初めてデモンストレーションが行なわれ、インフラストラクチャー部門にてBest of Showを受賞しました。
IBM Fellowであり、IBM System Networkingの最高技術責任者であるレナト・レシオ(Renato Recio)は次のように述べています。「IBMのOpenFlowへの投資は、データセンター・ネットワークがビジネスに不可欠であるという現実を反映しており、ユーザーがより容易に、柔軟にかつ賢くアプリケーション要件を充足するために必要なネットワークの機能性を制御するための新たな手法の提供を目指しています。OpenFlowは、これまでにない相互運用性とユーザー・コントロールを実現するネットワーク分野における破壊的技術であり、将来的にはデータセンターのエコノミクスをも変革するだろうと考えています。NECとIBMはOpenFlowのパイオニアであると同時に、ネットワークのスマート化を切望しているお客様のニーズを満たす、完全で高性能な業界初のソリューションを投入した企業として業界を牽引しています。」
NEC Corporation of AmericaのITプラットフォーム・グループ、ビジネス・デベロップメントのディレクターを務めるドン・クラーク(Don Clark)氏は次のように語っています。「今日のデータセンターおよびクラウド環境では、コンピューター・インフラストラクチャー分野での新たなビジネス需要やイノベーションによって、データセンター・ネットワークへの負荷が増しています。NECとIBMが投入した業界初の高性能OpenFlowソリューションは、データセンターやクラウド・ネットワーク向けに、画期的なまでに簡易化されたオープンなインフラストラクチャーを提供し、高度な自動化を実現しながら、運用コストの削減と開発期間の短縮を実現することで、データセンター・ネットワーク管理を効率化します。」